ストアパック全文くん システム概要紹介 規模に合わせて様々な機器構成を選択
HOME   

「全文くん」ご紹介

 ・システム概要紹介
「全文くん」と
「SEDIO-VAN」
   導入店のSP会発足
   ユーザーの近況
   EDI対応
   機能と特徴
   機器利用構成図
   システム全体図
   サブシステム


 ・商品概要
   特 長
   システム全体概念
   導入構成パターン
   POSレジ推奨機器
   BCPOSレジ推奨機器
   パソコン推奨動作環境
   入出力一覧表


 ・全文連認定販売店

 ・「全文くん」アンケート

 ・カタログ請求ページ

 ・全文くん会員ページ


ストアパック
『全文くん』の歩み

平成10年 4月   通商産業省に開発予算申請
平成10年 7月   開発予算認可・着手
平成11年11月   初版リリース(WindowsNT対応)
平成12年 7月   Ver2リリース(Windows2000対応)
平成13年9月   新流通連携オプション1リリース
平成14年 5月   Ver3リリース(WindowsXP対応)
平成15年9月   新流通連携オプション2リリース
平成15年 5月   Ver4リリース(見積機能追加)
平成17年8月   新流通連携オプション3・4リリース
平成18年 3月   Ver5発表(PC-POS対応追加)
平成19年 7月   Ver6発表(WindowsVISTA対応)
平成22年 1月   Ver7発表(Windows7対応)



「全文くん」と「SEDIO―VAN」

 全文連は、平成24年10月26日開催の通常総会終了後、文具業界のVANシステム「SEDIO―VAN」の説明会を開催した。
冒頭池田理事・全文くん運営委員長が「全文連は平成10年に旧通産省から助成金をいただき『全文くん』というシステムを開発した。全文くんは2億7000万円の補助金をかけて、販売管理と店頭POSを一元管理しており、商品の在庫管理や値引きの方法などかなり細かなシステムを構築している。その中味の濃いソフトを、会員の皆様には80万円でお使いいただいている。
全文くんと日本文紙データ交換機構(SEDIO)との関わりは、商品マスタのところ。全文くんの開発当初は、各メーカーの商品にJANコードが付いていないケースが多かった。そこで商品マスタのデータを整備する意味と、業界の受発注の通信システムが確立されていなかったため、全文協や文工連など業界挙げてインフラを整備しようという時期が、全文くん開発のタイミングと丁度オーバーラップした。
全文くんとしても商品マスターのデータベースをきちんと構築していただくことは有効だし、自動発注システムによって在庫の補充発注システムデータを問屋さんやメーカーさんに流す場合に、SEDIO―VANという通信手段が標準化されたものがあれば、なお効率的だと全体的な意見が統一された。
当時の多くの小売屋さんは、紙文機共販というシステムを使っていて、その中でSEDIO―VANという通信システムも使っていたが、今はSEDIO―VANを利用している小売店が数件しかない。ただメーカーと問屋の間の受発注システムは、SEDIO―VANがなければ成り立たないというところまできている。各メーカーや問屋にとってはコストダウンに繋がっている通信方式だ。
このSEDIOに、全国の小売屋さんの中で関わっているのは、現在私一人だけ。SEDIO理事の立場で皆さんに情報提供をする責任があるが、なかなかそれができていなかった。
従来は、SEDIOに発注データを飛ばすには専用端末が必要だったが、この8月からインターネットを利用して発注が出せるようなシステムをSEDIOが開発した。これを利用すれば、小売屋さんも少ない負担で受発注データのやりとりできるのではないかと思う。
SEDIOは、マスターの精度が上がり、通信も簡便になるなど、どんどん進化している。小売屋さんも利用しやすくなったので、改めてSEDIOがどういう団体で、どういった活動をしているのか、今後なにをやろうとしているのかなどをご説明いただこうと、SEDIO事務局長の鈴木さんに来ていただいた。お手元の資料に基づき、お話しいただきたい」と全文くんの現況やSEDIOとの関わりを紹介した。
この後鈴木貞男事務局長が、SEDIO―VANについて次のように説明した。

 1、SEDIO―VANとは
正式名称は日本文紙データ交換機構。英文標記の「(ジャパン)ステーショナリー・エレクトロニック・データ・インターチェンジ・オーガニゼーション」の頭文字をとった略称「SEDIO」を使っている。
またVANとは「バリュー・アーディッド・ネットワーク」の略称で「付加価値通信網」とも言う。
流通三段階を網羅する文具業界挙げての仕組みであり、文具業界の誰もが利用できる。
平成元年の文具統一伝票制定に始まり、受発注データ交換のフォーマットや商品マスタのフォーマットの標準化などを図ってきたが、平成5年10月1日に文具業界のデータ交換をスタートさせた。
平19年6月には、従来のSEDIO―VANに対して互換性を維持しつつ、機能・性能向上と運営コストの削減を実現した「第二SEDIO―VAN」の運営を開始した。
また、先ほどの池田理事のお話しにあった通り、平成24年8月から専用線・データ通信回線を利用せずに、インターネット接続によるインターネット受発注システムを開発し、本稼動を開始したところだ。
会員状況は平成24年3月末現在で、メーカー93社、卸79社、小売業11社。

 2、SEDIO―VANの仕組み
現在、公衆回線を使ってデータ交換している第一VANと第二VANがある。このほか、インターネット回線を使ってデータ交換するインターネット受発注システムがある。このシステムは第二VAN内で構築しているが、第三VANと呼んでも良いのかもしれない。
SEDIOでデータ交換しているのは、発注(注文)データ、蔵出(出荷)データ、請求データ、納期回答データの四種類。
小売店が注文(発注データ)を第一VANに流すと、そのデータは第一VANに一時保存され、他の小売店から流れてくるデータと合わせ、卸やメーカーごとに振り分けられる。
卸やメーカーは、10分ごとにそのデータを受信しに来て、注文に対して、その品物を在庫から選び出ぶピッキングを行い、在庫があれば蔵出(出荷)データを作成。在庫がなければ納期回答データを作成し、蔵出データや納期回答データを第一VANに送る。
このデータも、一時保存され、10分ごとに、各小売毎につくられたBOXに送られるので、小売はそのデータを受け取り、入庫処理や仕入計上に使われる。
卸やメーカーがつくった請求データもVANに送られるので、小売は蔵出データと請求データを照合して、支払に役立てる事ができる。
蔵出データの中には、データ交換したデータだけでなく、FAX、電話での注文によるデータや、返品、値引き、歩引きなど全てが入っている。これは手作業ではなくて、コンピュータで自動的に照合できる。
第二VANも全く同じ仕組み。インターネット受発注システムも回線にインターネットを使うだけで、仕組みは同じ。
第一VANには読替BOXが設定されており、第一VANのデータか第二VANのデータかを判断し、第一VANなら第一VANでそのままデータを処理。第二VANならデータを第二VANへ送る。
インターネット受発注システムは第二VANに繋がっているので、第二VANに送るデータかインターネット接続によるデータかを区分して振り分けられる。

 3、SEDIO―VANのメリット
@全SEDIO―VANとの連携ができる
取引先(小売・卸・メーカー)が、第一VAN・第二VAN・インターネット受発注システムのどの接続でも、利用したい取引先とのデータ交換が可能
A業務の効率化及び費用削減が図れる
小売業・卸売業・製造業の間、FAX・電話・訪門等の受発注が削減され経費削減が図れる
卸・製造側では注文データを端末機で入力する必要がなくなる
インターネット受発注システムを使用すれば通信速度が速く、処理時間 が短縮され、通信料が低減する
蔵出・納期連絡データを受信する事により、仕入計上、納期確認の手間 が削減できる
パソコンの無料システムを使用するので導入コストが掛からない   
B危機管理対策
大震災などにより、第一VAN、第二VAN、インターネット受発注システムのどれかに不具合が生じても対応ができる。 

 4、SEDIO加入費用
@年会費
メーカー6万円、卸4万円、小売1万円。                          
A接続基本料
◆第一VAN=公衆回線3000円、INS回線1万2000円     
◆第二VAN=無料                 
◆インターネット受発注システム=無料                
B課金(データ料金)   
◆第一VAN=1・2円/件
◆第二VAN=0・8円/件              
◆インターネット受発注システム=0・8円/件              
利用件数に対応して運用料金は低減する。SEDIOは利益を追求する団体ではなく、利用者の利便を増大するために必要最低限のコストで運用されている。  

 5、SEDIOデータ交換量
平成23年度のデータ交換量は、第一VANは3893万7504件で前年度とほぼ同じだが、第二VANは839万6483件と前年度より17・6%増加した。合計すると2・7%の増になる。
不明な点があれば、SEDIO事務局に問い合わせてください(電話03-5687-0963)。

 以上で鈴木事務局長の説明が終了。これを受けて池田「全文くん」運営委員長が小売の立場に立った補足説明を行った。
「小売店の現状を見ると、それぞれがインターネットを使って発注されていると思う。A社の商品はA社のホームページを開いて、そこに注文のコード番号と数量を入力し、発注する。B社に発注するときも同じようにB社のホームページを開いて、そこに注文のコード番号と数量を入力する。ホームページがないC社にはFAXや電話を使って注文する。それぞれの発注先に、発注書をつくって別々に流していた。
これに対しVANを使えばどうなるのだろうか。
例えば小売店がVANセンターにA社、B社、C社の発注データをいっぺんに飛ばすと、VANセンターでそのデータをA社に飛ばすか、B社に飛ばすか、C社に飛ばすかを振り分けてくれる。だから発注は1回で済む。
各メーカーや問屋別に振り分けたデータは、各メーカーや問屋から、在庫の有る無しや納期などの回答が、VANセンターに送られる。発注した小売店はVANセンターにデータを取りに行けば、その回答内容を知ることができる。
一カ所(VANセンター)に集中してデータを流せば、そこで振り分けてくれるわけで、付加価値を付けてデータを交換するという意味で『付加価値通信網』という言い方をしている。これを英語に直した頭文字がVANとなる。
鈴木さんから説明があったように、請求内容もデータで飛んでくる。蔵出しデータはコンピュータ上の納品伝票なので、仕入計上をする場合、蔵出しデータを貯めておいて、請求データが後で飛んでくるので、これらを突合すればよい。コンピュータで管理しているなら、データ上で一発で突合できる。
事務の方が手作業でチェックしていた大量のデータでも、SEDIO―VANを使えば一発で突合できることになり、大幅な経費の削減につながるといえる。
先ほどの説明にあったように、SEDIO―VAN利用のデータ量が毎年増えているが、これはメーカーと問屋さんの間では、SEDIO―VANを使うことが当たり前になっているためと言える。
受発注に関するデータのやりとりは、小売が一番遅れてしまっている。小売屋さんで受発注のコストを削減しようという方は、是非SEDIOさんにご相談して下さい」と結んだ。



全文くん導入店のSP会発足

年会費制度を実施

全文連SEDIO運営委員会(山口峰司会長)では、ソフトの内容の充実と運営基盤に充実を図るため、SP会を導入店対象に発足した。

平成10年度、当時の通産省補助金事業で文具業界の高コスト体質の改善と生産性の向上を図り、構造的な諸問題を解決するために文具小売業支援ソフト「全文くん」を開発し、全国で百数十社・約350のソフトを導入し運用されている。その後、全国中央会・全文連及びSEDIOの支援でバージョンアップ等の費用を賄い、利用者の要望に対応して「使い勝手の良いソフト」を開発してきた。

しかしながら、基本ソフトであるWindows等の改良、消費税総額表示等、業界を取巻く商習慣の変化を受け、「全文くん」の開発も継続した対策が重要。国の助成金は、初期開発は支援するが改良は自主運営で捻出して欲しい旨を受けている。

そこで、内容を充実したソフトを開発し持続するには、財政基盤を確立する必要があり、対策を講じるため、全文連SEDIO運営委員会を開催して今年度よりSP会(導入店会)を発足して、年会費制度を実施する運びとなった。

1.対象となる小売店 「全文くん」ソフトを利用している全小売店(POS単体利用者を含む)
2.年会費2万円/1社(支店利用店は1社扱い)
3.年度/毎年8月〜翌年7月(全文連会計年度)
4.徴収方法/当会より請求書発行(全文連指定口座)

◆加入会員のメリット
1.今後において作成する「全文くん」の新バージョンの無償利用の権利
(但し、設置等に伴う費用は別途、明細は認定代理店に問合せ)
2.「全文くん」ホームページ内「SP会専用ページ」へのアクセス権
3.「SP会専用ページ」では、運用ノウハウ、意見交換掲示板、外部接続ソフト等の紹介、
最新バージョン情報の閲覧等

◆未加入店の場合
全文連としてのサポートは打ち切りとなり、現在の4.1以降のアップグレードは終了。以降の変更などは別途、新規購入扱い。